2013/02/ 2Sat

良い会社とは?
by 大石 豊研究員

こんにちは。キャリアコンサルタントの大石です。

 

唐突ですが、良い企業とはなんでしょうか?

 

財務の健全性、規模の大きさ、

ブランド力、労務環境の充実度など、

様々なものを思い浮かべられるかもしれませんが、

皆さんはいかがですか?

 

いきなり答えを提示するようで恐縮ですが(笑)、

「良い会社」について、

弊社代表の高岡が述べているムービーがありますのでご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=FT8cX7gTTDg

 

良い企業とは何か?

「経営哲学がある会社」というのが、私たちの考えです。

 

上述のムービーにも出てきますが、

企業の使命は、自社の経営理念を実現するために、

「戦略を立て」、

その戦略を実行するための「組織を作り」、

その組織の活動を「評価」しながら

事業を永続的に推進し「続ける」ことにあります。 

 

企業活動の全ての起点は「理念」であり

企業の価値は経営哲学に凝縮されると言えます。

 

では、「経営哲学がある会社」をどう見つけ出すのか?

ポイントはいくつかあると思いますが、

一番端的に表れるのは、やはり「経営理念」です。

 

最近はホームページを備えた企業さんが多いので、

比較的容易にその会社の「経営理念」を確認できますし、

経営者(あるいは社員の方)のメッセージの中に

その理念の背景・意味や浸透度合いを感じ取ることができます。

 

また、社史・沿革、をじっくりと眺めることで感じられることもあります。

その際のコツは、例えば3C)フレームなどを用いて、

当該企業だけではなく、「その企業を取り巻く環境全体」を俯瞰して眺める事です。

マーケティング・フレーム の一つで、Customer(顧客)、Competitoor(競合)、Company(自社)=3Cを概観することで、会社や事業部の経営状況及び課題を分析する際に用いるもの。

 

転職を検討されている皆様であれば、

履歴書や職務経歴書を作成される事と思いますが、

これまでの人生の中には、そこには書ききれない節目節目での

「想い」や「考え」があったと思います。

 

皆さんの経歴と一緒で、

企業も「想い」や「考え」(理念・哲学)を持って活動しながら、

日々、意思決定をしており、会社沿革にはその軌跡が刻まれています。

 

パっと見ただけでは、分かり辛いかもしれませんが、

上記の3Cフレームなどをイメージしつつ、

年代ごとの政治・経済等の外的環境を想い描きながら社史・沿革を眺めると、

「なぜこの時期にこの部門を立ち上げたのだろう?」とか

「もしかしたらこんな意図があってこの事業を進めたんじゃないか?」という風に、

出来事や、会社の意思決定の真意を感じる事ができます。

そして、その会社の節目節目での意思決定こそが、

「経営哲学」が発露する場面に他なりません。

 

これは、「進学」「就職」「転職」あるいは「結婚」と、

節目節目に進路を選択してきた皆さん一人一人が、

その進路にどんな「想い」を託してきたかが、

個人の世界観・価値観を形作っていくことと一緒です。

 

こんな風に考えれば、皆さんの人生と同じように、

その会社が、ひとつの血の通った存在として見えてくるはずです。

 

さて、ここまでクドクドと、良い企業について、

お話ししたのには理由があります。 

 

それは、転職者の方々に、

転職先の企業が自分にとって本当に良い企業かどうか、

をしっかりと見極めて欲しい、と思うからです。

 

グローバル経済の下、企業間競争は世界規模で熾烈を極め

今後もこの流れは、加速します。 

 

この環境下においては、

大手・中小・零細にかかわらず、

等しくリスクがあり、また等しくチャンスがあります。

 

転職にあたって重要視するポイントとして、

「安定感・安心感」を挙げられる方も多くいらっしゃいますが、

企業の「安定感・安心感」は大手であれ、大きく揺らいでおり、

不透明さを増しています。

 

その意味では、

例えば新卒者を対象とした「人気企業ランキング」などは

「知名度ランキング」の域を出ませんし、

企業規模の大小は、なんら将来の安定性を担保するものではありません。

 

そのため、それら表面上に現れる指標だけではない、

「経営哲学」が決定的に重要なのです。

 

転職という、大きな節目におかれている方は、

ご自身の今後のキャリアについて様々な考えをお持ちかと思います。

 

そして、転職によって実現したいことがあるはずです。 

働く動機が、自分の「根っこ」があるはずです。

これについては、弊社渡辺研究員がこのブログの中で、記載していますので、是非ご一読下さい。

http://rs-tohoku.net/blog/2012/12/post-12.html

 

大事なのは、転職者自身が、

転職によって何を実現しようとしているのか、

自身のキャリアをどうデザインし、

その中で転職をどういう位置付けにしようと思っているのか、

自分自身の過去の棚卸しをしながら、同時に未来を描くことです。

 

これができれば、自ずと、

会社を見定めるための視点や切り口も見えてくる、と思います。

 

HPだけでは分からない情報を、

面接の場で確認する事も重要でしょう。

サービス業のような、比較的身近な企業であれば、

実際にその企業のサービスを受けてみるのもひとつの方法です。

あるいは、弊社のような転職エージェントに実際の企業の姿を聞いて

イメージを深めることも手段の一つです。

 

良い企業=「経営哲学がある会社」。

 

皆様の進路選択において

何かしらの参考にしていただければ幸いです。

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