2014/07/30Wed

企業の経営理念に見える、人材への真剣度。
by 大石 豊研究員

宮城・仙台の転職エージェント、リージョンズのキャリアコンサルタント・大石です。

さて、本日は、転職者が普段なかなか知る事が出来ない、
企業経営者の想いについて少しお話ししたい、と思います。

ご存知の通り、昨今求人倍率が跳ね上がっています(22年ぶりの水準)。
採用する企業からしてみると、人の確保が本当に大変な状況ですので、必死です。

誰もが社名を知る企業ですら採用難に苦慮されるご時勢ですので、
こと地場の中堅・中小企業の経営者さんは、
「いかに優秀な人材を確保するか」を事業の最優先課題として捉え、
「優秀な方に来てもらうために何が必要か?」
「自社に足りないものは何か?」について必死に施策を考えています。

転職を検討されている皆様も必死だと思いますが、採用する側の企業経営者さんも必死なのです。

仕事柄、経営者さんの会合に参加させて頂く機会も多いのですが、
最近は専ら、「人材の定着」「人材の採用」に対する課題や打ち手の共有の場に立ち会います。

採用力強化、定着率アップのためにその場で話し合われるテーマとしては、
・労務環境をいかに整備するか?
・人事評価制度をどう構築するか?
・社員教育の在り方
・社員にとっての居心地の良さをどう作っていくべきか?
・社員が定着している、あるいは採用が上手くいっている企業は何をしているか?
などなど、様々ではあるのですが、
そのプロセスの中で、多くの経営者さんが向き合うのが
「そもそも自社は社員にとってどんな場所なのか?」という問い、のようです。

従業員とともに仕事をするとはどういう事か?
従業員に何を成し遂げて欲しいのか?
従業員に何を与えてあげたいのか?
従業員にどんな未来を見せたいのか?
従業員とともにどんな世界観を実現していくのか?

真剣に雇用に向き合う経営者は、それらを強く自問する事になります。
そしてそれを社内外に表現し、実現していこうとします。

企業ですから、その企業の価値は、一義的には製品やサービスといった商品に凝集されるはずです。
その価値を社会に認めて頂く事で、企業は存続を許されます。
ですから、企業が何をどう売り、どのような競合優位性や、独自性を発揮し、
結果的にどのような業績をあげているかは、当然重要な事ですし、
逆に言うと、現在生き残っている企業というのは、
少なからずそのように世に認められている、という事です。

ですから自社のサービスの向上に心血を注ぎ、磨きをかけ、
日々世に自社のサービスを問い続けるのが経営者の仕事です。

では「なぜその事業をするのか・しているのか」、
その想いが凝集したもの、というよりもむしろ起点となるものが「経営理念」です。

経営理念には、その会社の考え方、社会に対する想いが端的に表現されます。
また、思いつきの経営ではなく、きちんとしたビジョンを社員さんに発信し、
ベクトルをあわせて経営していこう、という経営者の意思もこめられています。

ホームページに記載されている経営理念、行動指針などは、
顧客に向けたものであると同時に、社員、あるいは社員になって欲しい方々に対する
思いが込められているのです。

最近、経営者さんたちのお話しをお聞きしていると、
採用や雇用の切り口を通して、その事に対して、極めて自覚的になっているのを感じます。
つまり、経営者さんが自分の仕事に対する大義に、切実に向き合っているのを感じるのです。

ある種構造的な採用難、そしてより長期的に人材の流動化が進む社会では、
「自社にどのような魅力を創出していくのか」
「自社にそもそもどのような魅力があるのか」
について、語り得る言葉をもった企業が、経営者さんが勝ち残っていくだろう、
というのが最近の私の実感です。


くどくどと書いてしまいましたが、伝えしたい事は一つ
「採用を真剣に考えている企業さんほど、真摯に経営理念に向き合っている」ということです。
逆も真なりで「経営理念を大事にしている企業は、採用に真剣、雇用に誠実」と言えるかもしれません。

さて、改めて転職を希望する方に視点を転じてみると、
現在は売り手市場と言われますし、事実その通りかもしれません。
給与・待遇など提示される条件も上向いているかもしれません。

しかしながら、景気は循環します。

今は良くても、厳しい局面に曝される事もあるでしょう。
そんな時でもあなたは「この企業で頑張り続けよう!」という気持ちを抱けるでしょうか?
条件環境面の向上だけを目的に転職してしまっていたら、
そうはならないかもしれません。

ですから現下のような売り手市場の局面にこそ、
転職にあたっては、より本質的に企業を選択して頂きたいと思います。
つまり、上記の経営理念をしっかりと掴んで欲しいのです。
「その企業が、事業にどんな気持ちを託しているのか?」
「従業員とどのような世界観を共有しようとしているのか?」
もしあなたが、そこに共感できるような企業であれば、
逆境が襲ってきたとしても、あなたは転職時の気持ちをキープして
一生懸命に仕事に打ち込んでいられるはずです。

ホームページで経営理念や企業沿革を熟読し、研究する。
面接の場では、待遇などばかりに固執せず、企業の考え方に興味を持って質問してみる、など
確認する方法はたくさんあります。
もちろん、そういった情報を提供するのが私たちのようなエージェントの機能ですので、
私たちを頼って頂いても良いと思います。

最後に、弊社代表の高岡が、企業の経営理念について、私以上に端的に話している動画がありますので、
是非ご覧ください。
「(普遍的に)いい会社とは」
https://www.youtube.com/watch?v=FT8cX7gTTDg

それでは、この辺で。

転職をお考えの方、企業の選び方を知りたい、という方は下記からエントリーください。
http://rs-miyagi.net/entry/
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