リージョナルHERO

暮らしたい場所へのリージョナル転職を成功させたHERO

宮城へのリージョナル転職を見事実現された候補者の大西 聡さん(仮名)にインタビューしました。

国際貢献活動に従事する人々に刺激され公務員からキャリアチェンジ

大西 聡(仮名)さんは国家公務員として15年間勤務して退職し、医師を目指して医学部入学に2年間チャレンジした後、金属商社A社に入社したという一見、変わったキャリアの持ち主である。社会人として長い経験を積んでから改めて医師を志望したのは、公務員時代に駐在したナイジェリアやセルビアで国際貢献活動に従事するNGOの人々を目の当たりにしたのがきっかけという。医学部進学がかなわず就職活動をスタートさせてからも、こだわったのは「社会貢献に力を入れている会社」だった。現在、輸出や海外拠点のリサーチに従事する大西さんに、自分の信念を軸に展開した転職活動について話をうかがった。

- プロフィール金属商社A社 大西 聡さん(仮名) 42歳/大学卒
- 転職活動【転職回数】1回【転職期間】エントリーから内定まで34日間

転職前の職業・転職後の職業

職業 国家公務員 職業 海外営業事務
業界 国家公務員 業界 金属商社
仕事内容 海外情報収集分析 仕事内容 金属部品の海外輸出と、海外拠点のリサーチを担当。

1誰かの役に立ち、喜んでもらえる人生を歩みたい

現在のお仕事の内容と、入社した時期について教えてください。

2011年4月にA社に入社し、金属部品の海外輸出と、海外拠点のリサーチを行っています。当社はのべ約30か国に輸出実績があります。現在も8か国にコンテナ定期輸出しています。また今年の6月から課長に昇進し、課のマネジメントも担当するようになりました。

転職前はどんなご経歴だったのでしょうか。

今の会社に入社する前は2年間、医学部を受験するための勉強をしていました。しかし、それがかなわず就職したという流れです。医学部浪人の2年間の前は、大学院を中退して国家公務員として15年勤務していました。そのうちの半分は外務省に出向し、ナイジェリアに3年、セルビアのベオグラードに3年ほど駐在していました。

なぜ、安定した職に就いていたのに医師を目指したのですか。

海外に駐在していたときに国境なき医師団やJICAなど、困っている人たちのため自分の身を顧みず国際貢献活動に従事している人たちの姿を見て刺激を受けたのがきっかけです。公務員も本来、国民のお役に立つ仕事ですが、その相手の姿がなかなか見えにくいところがあります。もっと直接的に誰かのお役に立ち、喜んでもらえるような人生を歩みたいと考えたとき、医者はやりがいのある仕事に思えました。

それにしても、思い切った決断でしたね。

政情不安な国や地域で暮らしていると、常に身の危険がつきまといます。実際、自分の近所の人が襲撃されたり殺されたりすることは珍しくありませんでした。人生は一度きりしかありませんから、後悔はしたくない。しかも明日の自分の人生すらどうなるかわからないのなら、自分の信念に則ってチャレンジするべきだと考えたんです。

2転職は譲れないこと、譲れることの峻別が大事

就職活動はどのように行いましたか。

人材紹介会社に登録し、英語力を駆使して貿易や海外拠点立ち上げを行うような領域の仕事でかつ、社会貢献をビジョンとして掲げているような会社を希望しました。そうしたところリージョンズから「社会貢献に力を入れている会社がある」というお話をいただきました。A社は宮城県北部の会社で当時、私は札幌に住んでいたのですが、それはまったく問題ではありませんでした。ただ、ちょうど面接に向かおうとした日に東日本大震災が起こり、苫小牧から仙台行きフェリーに乗ろうとしたところで港が閉鎖になりました。しばらくは会社と連絡も取れませんでしたから、「今回はご縁がなかった」と思ったのですが、状況が落ち着いてから改めて連絡をいただき、入社することになりました。

ちょうど3.11のときだったのですね。不安はありませんでしたか。

むしろ未曾有の震災を経験した土地で、自分として何かできることがあるのではないか。それをやらなければいけないと感じました。A社では被災地の金属ガレキを撤去する仕事を請け負い、まさに震災復興に取り組んでいました。そうした仕事への力添えをぜひしたいと思ったんです。

実際に転職されてみて、良かったこと、逆に困ったこと、戸惑ったことはありますか。

良かったのは海外拠点のリサーチを担当しているので、いろいろな国へ行き、生身の人々や文化、ビジネスに触れられる点です。まだ具体化できてはいないのですが、会社が行うべき国際貢献についても調査してプランを立てて欲しいと言われており、国際貢献事業を自分で動かせる醍醐味もあります。戸惑ったのは公務員と民間の違いです。公務員は意識せずとも毎月決まった額の給料がもらえます。そのため、費用対効果、コストという意識に無頓着になりがちです。しかし民間企業では常に数字に追われます。課長に昇進したこともあり、結果を出すことに対するプレッシャーは公務員時代とは比較になりませんが、これは民間企業で働く宿命だととらえています。

ご自身の体験を踏まえ、転職を検討している方にアドバイスをお願いします。

自分の信念は曲げない方がよいと思います。「これだけは譲れない」ということと、譲ってもよいことをきちんと分けて考えるべきです。私は今回の転職で、前職より給与が下がることはさほど気にしないようにしました。むしろ、会社の利益を上げて、その分自分の給料も上げていけばよいと考えました。ただし、「社会貢献活動に熱心な会社」という条件は一切曲げず、最終的にA社に入社しました。信念がないといろいろオファーを受けるなかで目移りしてしまいます。転職活動が条件闘争だけになってしまったら、よい結果はあまり望めないと思います。


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リージョンズ株式会社 渡辺 康二郎

国家公務員としてのキャリアを捨て医師の道を志した決断。大西さんにはじめてお会いした時、「いかに生くべきか」を真剣に考えてきた意思力を感じました。一方で、事業会社でのキャリアはゼロ、直近は医学部受験のため2年間のブランクという、一般的に転職には不利な状況が課題でした。そこで、大西さんの生き方に共感できる「志」ある経営者に的を絞りA社をご紹介。面接予定日は2011年3月14日。直前の東日本大震災により面接は延期。もうダメかと考えていた矢先「大西さんにはぜひ会いたい」というA社の意向をいただきました。交通状況を毎日チェックし3月28日に再度面接設定。その場で内定となりました。大西さんのご活躍をお聞きし大変嬉しく思っています。これからもご活躍を心よりお祈りしております。

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