2014/04/30Wed
こんにちは。
宮城県・仙台の転職エージェント リージョンズのキャリアコンサルタントの古川です。
さて、今回は最近読んだ本
『ビジネスで一番大切なしつもん』(松田充弘著 日経BP社)
をご紹介したいと思います。
「いい質問(=しつもん)は、あなたが思っている以上に、あなたの思考や生き方に
大きな影響を与えます。なぜなら、人は誰でも無意識のうちに、数多くの質問を自分に
投げかけながら生活しており、その質問のクオリティー次第で、人生や仕事の充実感
が変わっていくからです。」(本文抜粋)
「良き問い」とは何かを知りたいと思っているときに、この一文に、深く共感し、読み
始めました。本書の内容は、質問を6種類に分類することから始まります。あいさつ質
問、疑問、クイズ、命令質問、尋問そして「しつもん」。本書では、良質の質問がひら
がな表記で「しつもん」と表現され、他の質問と区別されています。相手のため(利他
的)、自分のため(利己的)かを指標にすると、良質の質問(しつもん)とあいさつ質
問は利他的、それ以外の質問は利己的な質問になります。
この「しつもん」をどうおこなっていけばいいのかが本書のテーマです。
しつもんは、投げかけることにより、その人に気づきが生まれ、行動が変わることを目
指します。本書で使う「しつもん力」とは、自分が知りたいことを聞き出す力という意
味ではありません。定義としては、・相手の思いを引き出す力・相手の行動を引き出す
力を言います。相手にしつもんするときは、相手の中に必ず答えがあり、それに気づく
きっかけをつくるつもりで臨まなければなりません。
「問い」は、人生においてとても重要なものなのではないか、と最近考えています。
良いしつもんが、良い考えを生み、そして良い人生に繋がると信じ、
「しつもん」にはとことんこだわっていきたいと思っています。
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