こんにちは。宮城県・仙台の転職エージェント リージョンズ キャリアコンサルタントの古川です。
5月ももうすぐ終わり、梅雨の季節になります。暑さを感じることも多くなりましたが、
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は
『置かれた場所で咲きなさい』(渡辺和子著 幻冬舎)をご紹介したいと思います。
著者はノートルダム清心学園理事長でいらっしゃいます。
30代半ばで大学学長に任命されて、心乱れることが多かったときに、ある宣教師が渡して
くれた短い英詩が「置かれた場所で咲きなさい」でした。
『Bloom Where God has planted you.(神が植えたところで咲きなさい)』
「咲くということは、仕方がないと諦めるのではなく、笑顔で生き、周囲の人々も幸せに
することなのです」と続いた詩は、「置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです」
と告げるものでした。
『どうしても咲けない時もあります。雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、そんな時には
無理に咲かなくてもいい。その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。次に咲く
花が、より大きく、美しいものとなるために。』
(『置かれた場所で咲きなさい』より引用)
環境を変えたければ、まず自分で変える、自分で動く。当たり前のことですが、たいへん難しい
ことです。しかし、自分自身を変えることでしか状況は変化しません。困難を乗り越えられるかは
自分の心構え次第だと改めて感じました。
毎日の何気ない景色は、心の持ち方ひとつで変わるように思います。
人に何かを求めるのではなく、「おかげさま」で生きているのだから、まずは自分がひとつでも
多く周囲に何かを与えられるような行動をしていきたいと思いました。
苦しいときに支えとなるような、また物事の見方が変わるような言葉がたくさん詰まった本です。
心のどこかに常に持ち合わせておきたいと思います。
転職をお考えの方はまずはこちらからエントリー下さい
https://rs-miyagi.net/entry/