2015/03/11Wed

書を読む
by 古川 志穂研究員

こんにちは。

転職コンサルティング会社 リージョンズ株式会社 キャリアコンサルタントの古川です。

今回は最近読んだ本 

『具体と抽象 ~世界が変わって見える知性のしくみ~』(細谷功著 dZERO

をご紹介したいと思います。

本書のタイトルになっている「具体」「抽象」とは、私たちが普段から具体的、抽象的

などと用いる、言葉通りの意味です。わかりやすくて、目に見えるものを表現するのが

「具体」、わかりにくくて目には見えないものを表現するのが「抽象」です。一般的に

「抽象」というとあまり良いイメージを持たれていないのではないでしょうか。

「あの人の話しは抽象的でわからない」「抽象論はやめて具体的な話しをしよう」など

といった具合にです。

この本はそんな一般的には良いイメージを持たれていない「抽象」思考の大切さを提言

する本です。

本質 ~議論がかみ合わないのはなぜか~

前日に「A社に行ってくれ」と言った上司が翌日になって、「やっぱりB社だ」と「急に」

言い出したら、具体レベルでしか発言をとらえていない部下だと、「まったくうちの上司

はコロコロ言うことが変わって困る」という反応になります。しかし実際は「心変わり」

ではなく、その上司の方針が一貫していることによって起こっている可能性があります。

「重要顧客のフォローが甘くなって満足度が下がっているので、その対策をしたい」と。

(『具体と抽象』より引用)

はっとさせられた一文です。具体レベルでは少しでも言うことが変わると「心変わり」に

なりますが、物事をひとつ上の大きな視点でとらえることで、物事の目的や意味、本質を

考えることになり見え方が変わってきます。抽象思考は正しく物事を認識し、理解するた

めの方法だと感じました。

人には、物事を具体的に捉えるのが得意な人と、抽象的に捉えるのが得意な人がいます。

話しが通じない、意志疎通がうまくいかないのは、相手との抽象レベルの違いにあるのだ

と思います。良いコミュニケーションとは、どの抽象レベルの話しなのかを意識し、自身

の思考がどちらに偏りがちなのか知り、物事をバランス良く考えることが大事だとわかり

ました。抽象と具体のレベルを認識し、具体と抽象の間で自由自在に行き来できるように

なると、思考の幅がぐんと上がるように思いました。

私たちは無意識に、「具体」「抽象」を使い分け、両者の間を行ったり来たりしながら暮ら

しています。今回この本に出会ったことによって、日頃あまり考えたことがなかった抽象

と具体について知ることができ、違いを意識することで、より、効果的に行動できるよう

になると思います。新たな思考の動かし方を身に付け、思考や発想の幅を広げて、今まで

気付かなかった知恵やアイデアを見つけ実践したいと思います。

ご転職やキャリア相談についてはこちらから。
https://rs-miyagi.net/entry/

SHARE:
CATEGORY:
書を読む

ABOUT

リージョナルキャリア東北
「リージョナルキャリア宮城」は、リージョンズ株式会社が運営する、宮城での転職をお考えの方々のための転職支援サイトです。今後のキャリア・転職についてのご相談や、ご希望に合わせた求人情報のご紹介を通して、転職のお手伝いをいたします。

リージョナルキャリア宮城

STAFF

福澤 謙二郎研究員

福澤 謙二郎研究員
リージョナル転職、北海道内での転職を得意とするコンサルタントの集団です!

大石 豊研究員

大石 豊研究員
山形出身、大学は福島、就職は仙台、北陸・関東への転勤を経てUターン、の生粋の東北人です!

坂本研究員

坂本研究員
生まれも育ちも宮城県!毎年、東北温泉巡りをしている坂本が、東北のステキ情報を発信します。

菅原 大研究員

菅原 大研究員
宮城県出身の東北人。リージョンンズを通じて東北の人と企業を盛り上ために日々走り回っています

奥山研究員

奥山研究員
食いしん坊な仙台人。宮城を楽しむ情報をお届けします!

RECENT

ARCHIVE

CATEGORY

RSS FEED