転職成功者インタビュー

株式会社陣中
田宮ゆり子さん(仮名・経営管理部長) 43歳

40代で決断した新たな挑戦。自分にしかできない仕事を追い求める。

はじめに手にした仕事は上場企業の研究室での補助、庶務職。面白い仕事でそれなりのステータスもあったが、もっと外の世界を見たいと自動車ディーラーへ。出産を経て復職した次の会社は創業間もなく、立ち上げ・急成長の時期を経営中核の一人として支え続けることになった。そんな田宮さんは40歳を過ぎて新たなチャレンジの道を選んだ。安定よりも、収入よりも、刺激や仕事の手ごたえを求めた転職活動。いまそのステージを手に入れてワクワクしている様子が手に取れる田宮さんが、仕事に何を求め、何を喜びとするのか話して頂いた。(※本記事の内容は、2015年12月取材時点の情報に基づき構成しています)

転職回数
3回
転職期間
エントリーから内定まで34日間

転職前

業種
自動車ディーラー
職種
総務部長
業務内容
自動車ディーラーで財務経理・人事総務全般を管理

転職後

業種
食品メーカー(牛タン土産品の製造・販売)
職種
経営管理部長
業務内容
人事・総務をメインとした経営管理業務

もう一度、創業時の手ごたえ、醍醐味を実感したい。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

当社は、仙台名物である牛タンを主にお土産ものとして製造・販売する会社です。ですから、仙台市民より仙台をよく訪れるビジネスマンや観光客によく知られている会社と言えるでしょうか。そこで経営幹部の一人として人事・総務面を担当しています。職種的には前の会社とあまり変わりないのですが、商社とメーカーではその内容がかなり違うことを入社して実感しました。自らモノを作って、値段をつけて販売するという事業。原価管理や生産管理、衛生管理といった今までまったく知らなかったことがたくさんあります。入社後、今の仕事に就くまでに事業本部や営業、事務などいろいろな場面を経験させてもらったことはたいへん良かったと今では思っています。

入社前のご経歴を教えてください。

理数系が得意だったこともあって、先生に薦められて東北大学内にあった、ある企業の研究室に研究補助として入社。仕事は面白かったのですが、閉鎖的な環境に馴染めず自動車ディーラーの総務・経理職に転職しました。。出産を機に一度リタイアしたのですが、その会社のトップが新たに自動車ディーラーを創業するということで復職することになりました。そこで約15年、経営の中心で総務・経理を中心に会社の形を整える仕事に没頭してきました。

転職のきっかけは?

15年経って、経営の方向性が少し違ってきたように感じたこと。創業からの会社作りが一段落して落ち着いてきたこと。そして、その会社に入社した頃のように、「大変だけど、勢いとやりがいがある」仕事に戻りたいという欲求が沸々と湧いてきたことが理由です。当時すでに経営幹部となっていてお給料も良かったのですが、そういう安定性よりも仕事の手応えを求めたということでしょうか。育児からも手が離れ、仕事に没頭できる環境を得られたことも決断させた理由のひとつです。

転職活動はどのように進めましたか?

最初は独力で活動を始めました。でも、前の会社で付き合いあった会社も仙台には多く、在籍したままの状態では動きにくいのも事実でした。そこで、リージョナルキャリア宮城など人材紹介会社にお願いすることにしました。会社側の担当者として関わっていた頃から感じていたのですが、リージョナルキャリア宮城は少し他と違いましたね。一言で言えば「とても親身」。ビジネスライクだけではない一生懸命さが伝わっていました。求職者に対してはもちろん、人を求める企業についてもとてもよく理解していたと思います。だからこそマッチング率の高さが実現しているのだということがよくわかりました。

今の会社に決めたポイントは?

待遇や安定性より仕事のやりがい、どれだけのことを期待され、任されることになるかが一番のポイントでした。これまで培った総務・経理の知識・経験が生かされれば言うことありません。前の会社で感じられた、会社を一から創り上げていく醍醐味もまた味わってみたいと思っていました。当社は創業10年で業績も良くそれなりにでき上がった会社に見えますが、勢いがあって急成長をしてきた分、人事制度や組織にまだまだ未熟な面があります。「そこに力を発揮できる余地があるのでは?」そんなコンサルタントのアドバイスに納得して入社を決断しました。味やデザインなど「商品力」に魅かれたことも大きなポイントでした。

「朝型生活」への移行は思わぬ副産物。

転職していかがでしたか?

転職時期としては少し遅かったかもしれませんが、躊躇せずにチャレンジすることで良い結果が得られたと思っています。会社を創っていく、変えていく力になりたいというのが私の第一の希望でしたから、表面的な会社の業績やイメージではなく内実を知ることがとても重要でした。その点、リージョナルキャリア宮城のコンサルタントは担当企業の事情にも精通していて多くの貴重なアドバイスをもらえました。感謝しています。あと、収入面ではダウンしたというのが事実です。ただ、この年齢で、自分の想いでの転職でしたので納得していますし、この差はこれから仕事で取り戻していければ良いと考えています。何よりも一つ一つの仕事や経験にやりがいを感じられる環境を手に入れることができたことに満足しています。

生活面での変化はいかがですか?

勤務地域の変わらない転職ですから、住まいなどの環境に変化はありません。ただ、前の会社が会議を夜に設定することが多く、生活も夜型になっていたのですが、こちらは朝型。早朝会議などがあり、早起きに慣れるのは大変でしたが、健康面で考えると良かったと思っています。

困っていることや課題はありますか?

商社とメーカーでは人事も経理も総務も実は大きく異なることに入社して気がついたということです。経営を考える時にも前提にするものがかなり違うことを知りました。でも、それは新たな刺激を求めての転職ということでいえば、むしろ正解だったのではないでしょうか。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

あまり深く考えすぎないで、シンプルに自分の欲求に素直に行動することだと思います。条件をあまりに出しすぎると結局中途半端な答えしか見つからないのではないでしょうか。自分にとって一番大切なことを決めて、ブレずに活動することです。

担当コンサルタントから

チーフコンサルタント 
大石 豊

成長企業での総務・経理など管理部門の中軸として活躍してきた田宮さん。社員数人の会社が数十名に拡大する過程や、その中での田宮さんの仕事ぶりをお聞きするにつけ、田宮さんの仕事への「コミット力」の高さを感じました。苦しい場面でも逃げずに本気で仕事に打ち込むことで培ってこられた実力と自信は、どんな会社に行っても通用すると確信したことを覚えています。また、40代で訪れたキャリアの転機を前向きにとらえ、もう一度成長企業を創る仕事がしたいと話す田宮さんには、「たとえ未完成であってもビジョンと可能性がある会社」がふさわしいと考え、現在の会社をご紹介しました。入社3年が経過し、事業の中軸を担う八面六臂のご活躍、たいへん嬉しく感じております。

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