産直ブログ

地域情報

その他2022.03.31

「震災後の仙台を生きる、ということ。」

リージョナルキャリア宮城のコンサルタント、大石です。

アクアイグニス仙台というリゾート施設(https://aquaignis-sendai.jp/)が、2022年4月21日にオープンします。

リージョンズのオウンドメディアである「REGIONS BASE」(https://blog.regions.co.jp/oishi/)にも書いたのですが、私にとって思うことの多い出来事なので、シェアさせて頂きます。

アクアイグニス.png

震災を経験した方々が蓄えてきた力や思いが、今まさに発露している

この「アクアイグニス仙台」は、「仙台市若林区藤塚」というエリアに誕生します。

「藤塚」と言われてピンと来る人は少ないかもしれません。その場所は、そこから県道を北に少しのぼれば荒浜海岸、また南に500mほどくだって名取川を越えれば、そこは今では「かわまちてらす閖上」がにぎわいを作る、名取市閖上エリアという場所に立地します。

何を言わんとしているかはお察しの通りだと思いますが、藤塚は、他でもない先の東日本大震災時の深刻な被災エリアの一つだ、という事です。

以下、同施設のホームページからの引用です。

"東日本大震災で甚大な被害を受けた仙台市東部沿岸部藤塚地区。かつては集落のまわりをのどかな田園にかこまれ、名取川を挟んで閖上地区との渡し舟や貞山運河による舟運でにぎわいを見せていた地域でした。アクアイグニス仙台は、震災で防災集団移転促進事業による集団移転跡地となったここ藤塚地区に、再び人々が集える空間をつくることをめざし、食・農・温泉の複合施設として誕生しました。"

このアクアイグニス仙台を運営する「仙台reborn株式会社」という企業は、アクアイグニス仙台開業を目的に、株式会社深松組、株式会社アクアイグニス、株式会社福田商会の3社の出資により設立された企業です。

この施設の運営の主役を担うのは、株式会社福田商会の専務であり、株式会社フクダ物産社長でもある福田大輔さん。昨年まで在籍された仙台商工会議所青年部では、会長を務めたご経歴ももつ、仙台経済界の若きリーダーの一人であり、また私、大石の友人でもあります。

私は自分のネットワーク自慢をしたいのではありません。そうではなくて、震災を経験した方々、地元のタレントがこの10年で蓄えてきた力や思いが、今まさに発露しているということを発信したいのです。また、最も伝えたい事は、この30~40代の最も脂がのっている経営層の方々が、20~30代のビジネスキャリアにおいて若くして被災し、その後の10年を色んな事を感じながら過ごし、域内外のビジネス環境に向き合ってきたという事です。この方々には、並々ならない成長意欲とアイディアが沢山あります。やりたいことも沢山あり、かつ力が漲っています。上述の福田さんなどもその一人だと思っています。ゆえに、自分とともにビジネスを変えていけるタレントを渇望している、これが現状だと考えています。

ここには地域の未来を一身に祈るように事業を作っている地域リーダーがいる

私たちは、今年東北での事業スタートから11年を迎えます。つまり私たちは、震災後のこの10年マーケットに居てこの地ばかりを見続けてきた訳なんですが、上述した通り、私は、今、このエリアに力が漲っていると思っています。地域や、その担い手の方々から離れているとなかなか見えてきづらいと思うのですが、この10年、このエリアでは着実に色んな事が動いてきています。

東北はよく、高齢化・人口減少による課題先進地域と言われますが、私は震災後の10年を経て新たなスタートを切った新生・東北がいよいよ狼煙を上げ始めるような予兆をビジバシと感じています。というか、今日もまた花開いているのを見ています。そこにはみなさんのように、蓄えてきたビジネスキャリアと地域への想いを持った方々への場もまた、毎日生まれています。

何が言いたいのか。このブログを見ている方たちに私は知って欲しいのです。切実に地域の未来を、未来への希望を一身に祈るように事業を作っていっている地域リーダーがいるということを、です。より一層踏み込んでいえば、みなさんの転職を、そうした地域への想いを表現していただくための機会として欲しいと思っています。

Uターン転職で直面するのは、あなたのこの後の生き方

数年前の「働き方改革」の大号令に始まって、私が身を置くHRの領域でも色々なカタカナバズワードが生まれました。目下も、様々な概念が生まれて、実践され、研究され、社会に実装され、そして移ろいは続いています。

「VUCA※」という言葉を出す事すらやや戸惑いますが、その言葉が表現する通り、新たな世界や価値観、パラダイムシフトに向けて社会全体が模索していることが、バズワードが踊る背景にはあると思います。

※編集部注記:VUCA(ブーカ)
Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字から作られた造語。将来の予測が困難な状況を意味する。

それゆえ言葉だけで踊らない事も重要です。また働き方だって大事です。働くなら、スーツよりも、パーカーの方が楽かもしれないし、テレワークで出社義務が無い方が理に叶っているかもしれません。大手や地場中小よりもスタートアップの方が確かにダイナミックな意思決定を経験出来る機会が多いかもしれません。いずれも真実だと思います。ですが、Uターンをして仙台に、宮城に、東北にかえって来られるあなたにとって真に大事な事はなんでしょうか?地域の期待はなんでしょうか?そもそもあなたの願いはなんでしょうか?収入ですか?社会的インパクトの大きさですか?ワークライフバランスですか?

答えは皆さんの価値観の中にあるので、それぞれで全く問題がありません。ただし、Uターンで転職する場合は、給与は総じて下がることの方が多い訳です。給与の事だけを考え、経済合理性だけで判断するのであれば、今の場所に残った方がよいかもしれません。けれども、あなたはUターンを検討している。実のところUターン転職で直面することというのは、あなたのこの後の生き方なのだと思っています。

だからこそ、ある意味で、壁打ちが必要なものと思っています。私たちが果たせる役割は、情報の提供はもとより、そういった際のパートナーシップです。たかだか10年やそこらですが、それでも、大きな出来事があった10年を、仙台で過ごしてきた私たちだからこそお話できる一次情報とともに、様々な価値観を持つみなさん一人一人にとってのネクストステップを、一緒に考えていきたいと思っていますので、是非、私たちに出会って頂ければと思います。


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