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その他2022.06.28

街に森を持つ。

リージョナルキャリア宮城のコンサルタント大石です。


私の住まいは、仙台市の都心部から車で30分ほどのところにあります。

写真はそんな私の家から歩いて10分位のところにある裏山です。


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写真は6月1日に撮影しました。

私が最も好きな5月の新緑の頃に比べると、やや深みが増してきてか、水分もたっぷり含んだ緑が鮮やかに映えます。


私は、よく、一人で森に籠ります。

「森に籠る」というとやや大げさに聞こえるかもしれませんが、日常的に何かあれば、半日から1日位、自然の中で一人の時間を過ごします。街やビジネス時間と切り離された日常とは別の時間を、意識的に持つようにしているのです。


きっかけは、仲間が運営する「株式会社森へ」さんの「森のリトリート」を経験したことでした。それ以来、「森の時間」は自分の生活の景色の一つになっています。


◆森のリトリート

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森の時間でしていること、それは「ゆっくり、静かに、感じ」ることです。


私たちは、普段、極めて思考/論理優位で、頭を使うことに偏った生活を送っています。ビジネスの世界に生きる私たちにとって、思考をフルパワーでドライブさせながら「とにかく一瞬でも素早く、考えて、意思決定し、そして行動する」ことは、厳しい経済環境下を生き抜いていくためにとても大事な事です。


他方で、普段私たちは、この地球というより大きな環境の中で、身体を持つ生物である自分の存在を忘れています。マインドフルネスや、ヨガなどを生活に取り入れておられる方はよく理解していると思いますが、私たちは自覚的に意識しないと、普段、自分の体を、呼吸して生きていることすら忘れているように思います。


何ごともバランス。

私にとって「森の時間」は、バランスをとるための大切な時間になっています。


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深呼吸して、感覚を開く。

考えるだけではなく、五感で感じる。

頭ではなく、湧き上がってくる気持ちを身体で感じ、それを味わってみる。

自分が呼吸をして生きていることを思い出す。


普段、携帯やPCの画面で、隙間なくビッチリと、目や耳や、触覚を担う手を塞がれている身体を、デジタルデバイスから切り離す。


群れずに、孤独をじっくり味わう。

空の色に気付き、鳥の鳴き声、虫の音、木々の葉音に耳を澄ますこと。

吹き抜ける風越しに自分の体の輪郭を感じること。

そして、本来の自分へと還っていくこと。


リフレクションと呼んでいますが、身体を使って森と対話する内省の中で、自らと自ずから、そしてその「あわい」を感じ、生きている体と、世界に感謝すること。

その感覚は、この上なく豊かで、優しく、手持ちの貨幣の量を追って一喜一憂しなくとも、

自分が既に幸福であるということを教えてくれます。


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杜の都と言われるこの街で、文字通りに森と共にいて木々に囲まれる経験は、時間を無限に味わう体験です。


その感覚は、眠っていた自分の力を呼び戻し、いわば森の時間と対極の日常の「街の時間」において、より自分らしく無理なく自然な形で力を発揮する術を教えてくれます。


本来、課題を解くために有効な方法は、相手を打ち負かしコントロールするための討論や議論ではなく、森のように多様なお互いの存在の中で湧き上がるものを見つめる「対話」であることを、教えてくれます。


観光地やレジャースポットに行ったり、ショッピングをしたり、美味しいものを食べるのも良いのかもしれませんが、身近なところに、自分に還れる場所を持てる、ということもこの仙台という街の豊かさの一つかもしれません。

「杜の都」という言葉と共にあるこの街が、この先も、心を満たす事を大事にする人が住まう街であり続けることを祈ってやみません。


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この記事を書いた人

チーフコンサルタント 
大石 豊

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