地域情報ブログ

グルメ2023.01.10

日本酒だけじゃない。注目を集める宮城のワイナリー

20230110_OGP・アイキャッチ.png

こんにちは。リージョナルキャリア宮城のコンサルタント菅原です。


今回はワイナリーの情報をお届けしたいと思います。宮城は日本酒もおいしいのですが、最近は地ビールやクラフトジンなど、色々なお酒が有名になりつつあります。仙台駅構内を歩いているだけでも様々な商品に遭遇し、「え、このお酒って宮城で作っているんだ!?」と驚くことも少なくありません。たくさん種類があるお酒の中でも、「最近よく聞くなー」と個人的に思っている宮城のワイン(ワイナリー)に今回は焦点を当てたいと思います。


※ちなみに筆者はお酒好きですが、細かな違いはわからないタイプなのでご容赦ください!


宮城のワイナリーの数は3年で5倍に増加


ここ数年で「宮城県産のワイン」という言葉をよく聞くようになったと感じています。そこで、実際にワイナリーの数がどのように変化しているのかを調べてみました。


令和3年度の国税庁の調査によると、宮城にあるワイナリーは6か所となり、全国16位の数になります(東北6県で59か所もワイナリーがあることを初めて知りました)。宮城のワイナリー数について2013年:02017年:2とのことで、ここ5年で急激に増加したことがわかります。

※ちなみに宮城県酒造組合の「宮城の蔵元一覧」によると、宮城県内で日本酒の蔵元は24社あるそうです。


画像1.png

※国税庁HPより引用:https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/seizo_oroshiuri/r03/pdf/06.pdf(最終閲覧日:2023110日)



ワインの生産・出荷・消費量は下記の通りです。

意外にも、成人一人当たりの消費量で宮城県が9位にランクインしています。


画像2.png

※国税庁HPより引用:https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/seizo_oroshiuri/r03/pdf/06.pdf(最終閲覧日:2023110日)



宮城県内各地にあるワイナリー


宮城にあるワイナリーは下記6か所です。


・了美 vineyard & winery(大和町) https://ryomi-wine.jp/

・秋保ワイナリー(秋保町) https://akiuwinery.co.jp/

・南三陸ワイナリー(南三陸町) https://www.msr-wine.com/

・大﨑ワイナリー合同会社(大崎市) 

Fattoria AL FIORE(川崎町) https://www.fattoriaalfiore.com/

・山元いちご農園(山元町) https://www.yamamoto-ichigo.com/


(すべて最終閲覧日:2023110日)


この中で筆者が伺ったことがある了美 vineyard & wineryと秋保ワイナリーを紹介します。少しでも雰囲気が伝わればと思います。


了美 vineyard & winery


こちらは斜面に並ぶブドウ畑。


画像3.png

※引用:了美 vineyard & winery HP(最終閲覧日:2023110日)


画像4.jpg

※引用:了美 vineyard & winery FBページ(最終閲覧日:2023110日)


ショップも素敵です。


画像5.jpg

※引用:了美 vineyard & winery HP(最終閲覧日:2023110日)


了美 vineyard & winery2017年にオープン。黒川郡大和町のなだらかな丘の上にあります。七ツ森という山森に囲まれた中腹にあり、自然を存分に感じることができます。仙台駅から車で60分程度の距離なので、ちょっとした遠出に最適です。またレストランや宿泊施設(ロッジ型)も併設されており、色々な楽しみ方ができるようです。


秋保ワイナリー


秋保ワイナリーはさらに仙台市中心部に近く、仙台駅から車で30分程度の距離にあります。


画像6.jpg

※引用:秋保ワイナリーFBページ(最終閲覧日:2023110日)


秋保ワイナリーはBBQ施設などもあり、行楽シーズンには賑わいを見せています。筆者も以前伺ったことがありました。



画像7.png

※引用:秋保ワイナリーHP(最終閲覧日:2023110日)


こちらも自然を身近に感じる、非常に気持ちの良い場所でした。温泉街にも近くアクセスがいいため、こちらもいろいろな楽しみ方ができるようです。


ワイナリーそれぞれにストーリーがある


今回あらためて宮城のワイナリーを調べてみて、それぞれストーリーやメッセージが異なることが印象的でした。ワインにかける想いや、ワイナリーを介してどのように地域にかかわっていくかなど、込められたストーリーが各社異なっておりとても興味深かったです。きっとHPで見る以上に、実際にワイナリーに足を運ぶことで気づくこともあるのだろうな、と感じます。


現在はまだ6つのワイナリーですが、これからさらに増えていくと思いますし、ほかにもストーリーや想いを秘めたお酒や商品が宮城の地から誕生すると思うと心が躍ります。まずは伺えていないワイナリーさんに機会を見て訪問し、生の空気感を勉強してみたいと思います!




お役立ち情報

▼コンサルタントに直接相談をご希望の方はこちら

▼宮城の求人情報をお探しの方はこちら

▼転職支援サービスへのエントリーはこちら

この記事を書いた人

チーフコンサルタント 
菅原 大

バックナンバー

企業

2023.03.10

宮城を代表する温泉リゾート「一の坊」を陰で支えるプロフェッショナル

こんにちは。リージョナルキャリア宮城のコンサルタント佐藤です。 宮城で絶大な人気を誇る温泉リゾート「一の坊グループ」。 今回は一の坊を陰で支える"人"と"仕事"についてご紹介します。 オールインクルーシブで楽しめる温泉リゾート ※引用:一の坊リゾート 公式HP(最終閲覧日:2023年3月10

イベント

2023.03.03

仙台市内を探索したくなる「仙台デザインマンホールプロジェクト」

皆さんこんにちは。リージョナルキャリア宮城コンサルタントの菅原です。 今年は寒波の影響から、仙台市内でも珍しく積雪がありましたね。ここまで積もるのは久しぶりということもあり、普段革靴で移動している私は路面をソロソロと、普段より慎重に歩いています。 そんな感じなので、普段より視線を下に向けて路

その他

2023.02.06

【懐かしのローカルメニューも】仙台市の学校給食

「仙台の学校給食がひどい」という噂があるようです。 Googleのサジェストでも... ※筆者検索(2023年2月6日) 仙台市民として悲しい限りです。小学校のころは給食の時間が楽しみだったという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、仙台で給食を食べて大きくなった筆者が学校給食について調べてみ

その他

2022.12.19

宿場町から車両基地、そして副都心へ 住民が紹介するあすと長町

今回は、地元情報メディアによる仙台の住みたい町ランキング1位を獲得した長町エリアから、「あすと長町」をご紹介します。 ※参考:仙台つーしん(https://sendai-tushin.jp/2021/04/01/post-173271/) (最終閲覧日:2022年12月19日) あすと長町とは

企業

2022.12.05

定禅寺通に誕生した共創スペースで思うこと

リージョナルキャリア宮城のコンサルタント、大石です。 2022年12月2日、仙台市青葉区国分町の「定禅寺ヒルズ」5階に「IDOBA」という施設が誕生しました。ここは「社内人材、フリーランス、学生などが集い、コワーキングスペースでもないシェアオフィスでもない新たな価値を創出する場を目指」す「イノ

他の記事を検索する

検索

ページトップへ戻る