2023.04.20
【宮城】子育て世代に伝えたい多賀城市の魅力
こんにちは。リージョナルキャリア宮城スタッフです。
宮城県の県庁所在地である仙台市に隣接する海沿いの町、多賀城市。
かつては東北地方の政治や軍事、文化の拠点とされた歴史を持ち、現在は子育て世代の転入が多いベッドタウンとして栄えています。
筆者は多賀城市に住んで6年ほどになりますが、暮らしやすい町だなと年々実感しています。
今回は子育て世代にぜひお伝えしたい多賀城市の魅力をまとめてご紹介したいと思います!
目次
※引用元を明記しているもの以外、写真はすべて筆者撮影です。
多賀城市は子育て支援が充実
「安心して子どもを産み育てられる町」を目指す多賀城市では子育て世帯への支援にも力を入れています。
保育の充実
※画像引用:すくっぴーひろば公式HP https://sukupy.jp/
子育て世代が特に気になるのは保育園の空き状況や学童保育についてではないでしょうか。
保育園の待機児童数に関しては、令和4年4月の宮城県のデータによると14人。同年の仙台市の待機児童数が0ですので決して少ない数字ではありませんが平成31年の待機児童数が46人なので、就労する保護者が増えている中でかなりの減少傾向にあります。
『第2期 多賀城市 子ども・子育て支援事業計画』によると、既存の幼稚園や保育所から認定こども園への移行など保育の受け皿整備の取組みが実を結んでいます。
市内5か所の幼稚園でも保育終了後の預かり保育を実施していますので心強いですね。
また同資料によると、多賀城市では「小1の壁」を打破する取り組みも進めており、2022年には市内6つの小学校すべての学童保育が学校敷地内または隣接地に移転整備されています。
保護者としては仕事が終わるまで学校で過ごせる安心感は大きいと感じます。
ほかにも2022年に多賀城市独自の子育て支援臨時給付金が支給されました。子ども医療費助成については0歳から18歳まで受けることができます。
保育の充実
画像引用:すくっぴーひろば公式HP https://sukupy.jp/
多賀城市の子育て支援の中でぜひご紹介したいのが「すくっぴーひろば」。0歳の乳児から就学前の子どもと保護者のための子育て支援センターです。
会員登録をすれば誰でも利用することができ、JR多賀城駅北側とアクセスも良いため、市外から遊びに来る方も多く見られます。
明るく広い室内にはボールプールなどの遊具やおもちゃが充実しており、読み聞かせや出産前後のママとパパに向けたイベントが随時行われています。
赤ちゃん専用のスペースもありますので乳幼児も安心!多賀城市には転勤で来られる方も多いので、こういった交流の場があるのはうれしいですよね。
一時預かりやファミリーサポートの利用登録を受け付けているほか個別の子育て相談も受け付けていますので、小さいお子さんがいる方はぜひ気軽に足を運んでみてください。
他にも子連れで行ける遊び場がたくさんある!
多賀城市と周辺には子どもと一緒に遊べる公園も充実しています。
おすすめは大代地区にある「うしちゃん多賀城緑地公園(多賀城地区緩衝緑地公園)」!
中でも遊具などはなく広々とした芝生と木々に囲まれた公園で、週末は家族連れやウォーキングを楽しむ方で賑わいます。
ピクニックや自転車の練習にもおすすめです!
外に少し足を伸ばせば七ヶ浜の「ながすか多目的広場」や仙台市「スリーエム仙台港パーク」、「うみの杜水族館」、利府町の「モリリン加瀬沼公園」など近隣に遊び場が充実しているため年間通して遊ぶ場所には困りません。
海がすぐ近くなのもうれしいポイントです。
多賀城は交通・生活の利便性抜群
※画像引用:多賀城市観光協会HPhttps://www.tagakan.jp/
多賀城市は仙台駅まで車で約30分、JR多賀城駅から仙台駅までは乗り換えなしで約20分というアクセスのよさも魅力です。
鉄道駅はJR仙石線の多賀城駅と下馬駅、JR東北本線の陸前山王駅と国府多賀城駅の4駅が利用できるため仙台市内へ電車で通勤・通学している方も多いです。
さらに多賀城ICや仙台港北ICも近く内陸部へのお出かけにも便利!交通の利便性がとても高い町と言えます。
また、多賀城市内には日常の買い物に便利なイオン多賀城店やビッグ、ヨークベニマルといったスーパードラッグストアが揃いますので普段のお買い物にもとても便利です。
近隣にはイオン利府店をはじめ仙台港エリアのアウトレットや大型ホームセンター、大型インテリア用品店もあるため市内と周辺で様々なお買い物を済ませることができます。
多賀城市の文化施設と豊富なイベント
かつて東北の文化・政治の重要拠点だった多賀城市には、2023年3月現在復元工事が行われている国の特別史跡「多賀城跡」や「多賀城市文化センター」、「東北歴史博物館」など歴史と文化に触れることができる文化施設が数多くあります。
特に有名なのが「多賀城市立図書館」ではないでしょうか。
多賀城市図書館
2016年にJR多賀城駅北側に移転しリニューアルオープンした多賀城市図書館。約23万冊という蔵書を誇るだけでなくキッズライブラリーもあり、読み聞かせスペースやテラス、授乳室や子ども用トイレも完備。子連れでも楽しめる図書館です。
学習席は仕事の場としても利用できるので市外から来られる方も多いようです。
きれいな建物内にはカフェや蔦屋書店、コンビニも入居しており、施設利用者は駐車料金が2時間無料になるのもうれしいですね!
イベントが多い!
また筆者は、「多賀城はイベントが多い町だなぁ」と感じています。
およそ300万本のあやめとステージイベントを楽しめる「多賀城跡あやめまつり」、夏の風物詩として親しまれる「多賀城ビアサミット」、花火大会が楽しみな「ザ・祭り in 多賀城」、真冬のイルミネーション「悠久の詩都(まち)あかり」など...挙げればきりがありません。
世代問わず楽しめるイベントが多く、市民みんなで盛り上げているという暖かい雰囲気も感じられます。
そんな数あるイベントの中で個人的におすすめしたいのが陸上自衛隊多賀城駐屯地の「創立記念行事」。自衛隊の敷地内の一部が一般開放される貴重なイベントです。
憧れの自衛隊を間近に見ることができるほか装備品の展示やグッズの販売が行われ、WAPC(装甲車)の搭乗体験もできます。
例年4月に行われており、2023年は4月23日(日)に開催されます。ぜひチェックしてみてくださいね。
子どもと楽しめる多賀城市のグルメ
多賀城市にはぜひ味わってほしいグルメがたくさんあります!
ここでは子どもも楽しめるおすすめグルメをご紹介します。
多賀城市のスイーツと言えば「ムラタ」
※画像引用:MURATA公式HP https://www.kazunoli-mulata.com/
ムラタは行列を見ない日がない多賀城の大人気洋菓子店。パティシエの叢田(むらた)さんによる伝統的なフランス菓子は、味はもちろんのこと、見た目も美しくうっとりしてしまいます。
※画像引用:MURATA公式HP https://www.kazunoli-mulata.com/
厳選された上質な素材を使ったケーキやチョコレート、焼き菓子などメニューが豊富ですが特に有名なのがマカロン。キャラメルやピスタチオといった定番の味に加え、季節ごとのフレーバーが登場するのも魅力です。
オンライン販売も行っているため県内外にファンが多く、個包装になっているため手土産としても大人気です。
【MURATA】
住所:〒985-0845 宮城県多賀城市町前3丁目2-25
アクセス:JR多賀城駅より徒歩約10分
営業時間:10:00~18:30
定休日:火曜日・水曜日(祝祭日は営業)
公式HP:https://www.kazunoli-mulata.com/(最終閲覧日:2023年4月20日)
知る人ぞ知る?多賀城名物「多賀城バナナ」
多賀城バナナはJR多賀城駅から徒歩1分の「洋菓子の店 ティファニー」の看板スイーツで、名前の通りバナナが主役の洋菓子です。
「生多賀城バナナ」は求肥でバナナのムースと生バナナを包んでいるのですが、薄く柔らかい求肥とふわふわのムース、ゴロっと入ったバナナの相性が抜群!バナナ好きにはたまりません。
久しぶりに伺ったところ生バナナではなくバナナピューレをサンドした「新 多賀城バナナ」が2022年に仲間入りしていました!!
どちらも本当においしいのでぜひ食べ比べしてみてくださいね。
ティファニーさんは多賀城バナナ以外にもメニューが豊富で、サクサク生地のシュークリームや多賀城古代米焼きショコラもおすすめです。
多賀城市に来た際はぜひ立ち寄ってほしい名店です。
【洋菓子の店ティファニー】
住所:〒985-0863 宮城県多賀城市東田中2丁目40-1 セイメイビル 1F
アクセス:JR多賀城駅より徒歩約2分
営業時間:10:00~18:30
定休日:月曜日
公式HP:https://www.tiffany-sweets.jp/(最終閲覧日:2023年4月20日)
松かまの笹かま焼き体験
多賀城市にはかまぼこで有名な「松島蒲鉾本舗」、通称「松かま」の工場があり、併設している売店では笹かまや竹かま、むうやどらぼこといった人気商品が購入できます。
画像引用:松島蒲鉾本舗公式HPhttps://www.matsukama.jp/
売店だけでも楽しいのですが、こちらの工場では無料で工場見学ができるほか 笹かまの手焼き体験まで楽しめるんです!
保護者の方がついていれば小さい子どもも一緒に体験できますので、絶品の焼きたて笹かまを食べに足を運んでみてはいかがでしょうか。
【松島蒲鉾本舗 多賀城工場直営店】
住所:〒985-0874 宮城県多賀城市八幡字一本柳3-5 さんみらい多賀城・復興団地内
アクセス:JR仙石線「中野栄駅」より徒歩約10分
営業時間:9:30~17:00
定休日:なし
公式HP:https://www.matsukama.jp/(最終閲覧日:2023年4月20日)
まとめ
子育て世代にぜひ知ってほしい宮城県多賀城市の魅力についてご紹介しました。
多賀城市は交通や生活の利便性が高い一方で歴史や文化、自然を身近に感じられる機会がたくさんある魅力的な町です。
ご紹介したように子育て支援にも力を入れているため、仙台市近郊でのびのびと子育てをしたいという方におすすめです。宮城でU・Iターンをお考えの方は、多賀城市への移住も検討してみてはいかがでしょうか。
※引用元を明記しているもの以外、写真はすべて筆者撮影です。
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