2025.06.16
【企業紹介】地域の未来をつくる企業/AZUL Energyが挑む、レアメタルフリー電池材料の実用化
こんにちは。リージョナルキャリア宮城のコンサルタント、菅原です。
今回は、宮城・仙台に本社を構えるスタートアップ・AZUL Energy株式会社をご紹介します。
同社は再生可能エネルギーやカーボンニュートラルが注目を集めるなか、東北大学発の研究成果をもとに、次世代の電池材料開発を担う企業として、国内・国外から高い評価を受けています。

※情報参照:AZUL Energy株式会社 公式HP(https://azul-energy.co.jp/)(最終閲覧日:2025年6月16日)
白金の10分の1のコストで高性能?注目の「AZUL触媒」
AZUL Energyが手掛けているのは、レアメタルを使わない「AZUL触媒」。
青色顔料由来のこの触媒は、従来の白金系触媒に比べて低コスト・高性能という特徴を持ち、燃料電池や空気電池などの用途での実用化が進められています。
特に注目されているのが、ウェアラブルデバイスや非常用電源といった新領域での活用。環境負荷の低減に加え、調達コストの安定性にも寄与する技術として、今後の事業展開にも大きな可能性が見込まれています。
※情報引用:PR TIMES 環境にやさしい「金属空気紙電池」で、電圧1.8V、出力100mW/cm2以上、容量968.2Wh/kg (Mg)の高性能化を達成(最終閲覧日:2025年6月16日)
仙台から世界へ――「ものづくり」で脱炭素社会をリード
AZUL Energyは「素材の力で世界の社会課題を解決する」というミッションのもと、研究開発を進めています。
その成果として、東北大学 材料科学高等研究所の藪 浩研究室と合同で行った研究成果は、二酸化炭素排出削減技術について競う、懸賞型研究開発事業「TOKYO PRIZE Carbon Reduction」にて入賞しました。
また、2024年に続き2025年も、アジア太平洋地域の注目クリーンテック企業としてAPAC Cleantech 25に選出。「CRITICAL MATERIAL」分野での貢献が評価されています。
※情報引用:PR TIMES AZUL Energy、Cleantech Group主催の「2025 APAC Cleantech 25」に選出(最終閲覧日:2025年6月16日)
UIターン歓迎。最先端開発×働きがいある環境

※画像引用:同社HP(https://azul-energy.co.jp/)(最終閲覧日:2025年6月16日)
AZUL Energyは東北大学発のスタートアップとして仙台を拠点に活動しており、地域との連携や地元人材の活用にも力を入れています。
さらに、2025年度には従業員の給与を前年比3%以上増加させる計画を表明。社員への還元を重視し、働きがいのある企業づくりを進めています。
宮城で暮らしながらも、世界とつながる働き方を
「地元・宮城で暮らしたい。しかしながら成長領域の技術に関わり続けたい。」
そんな想いをお持ちの方にとって、AZUL Energyは大きな可能性を秘めた選択肢になるかもしれません。
宮城・仙台での転職を検討中の方は、ぜひご注目ください!
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